電力系統マップについて
About This Map
全国の基幹送電線(各エリアの上位2電圧)を、路線図のように描いた模式図です。実際の地理上の位置ではありません。各社・電力広域的運営推進機関(OCCTO)の公開資料をもとに作成しており、運用上の情報は含みません。
線と記号Lines and Symbols
- 線の色は送電線を持つ事業者、太い線は主要な幹線(各エリアの上位電圧)と直流連系線、細い線は第2電圧です
- 丸は変電所・開閉所、四角は発電所、ひし形は変換所・連系所です
- 矢印は、個別の値が公表されていない連系線の合計(差し引き)の向きと量を表します。中地域交流ループ(中部・北陸・関西)の矢印は、各エリアの差し引きの出入りです。色は流れ出す側から流れ込む側のエリアの色で、タップすると万kWを表示します
- 線や記号をタップすると、名前や電圧を表示します
潮流の見方Reading the Power Flow
潮流は、その時刻に送電線を流れている電気の量です(単位は万kW)。
光の大きさは、実際に流れている電気の量です。送電線が送れる量(設計上の容量や運用上の上限)は、線ごと・時間帯ごとに異なり、この地図には表示していません。光の大きさは、設備の余裕を表すものではありません。
公表の更新時刻はエリアごとに少し異なります。新しい値がまだ届いていない線は、直前の値(最大90分)を表示し、タップすると値の時刻を表示します。
「潮流」を押すと最新の実績(30分ごと)を表示します。「過去を見る」では直近24時間の動きを見られます(「日付を指定」で日付も選べます)。
操作Controls
- ピンチ、またはマウスのホイールで拡大・縮小、ドラッグで移動します(パソコンはダブルクリックでも拡大)
- 「設定」で、表示するもの(送電線・文字・変電所・発電所・矢印)、事業者の絞り込み、文字の書体、潮流の表し方を変えられます
公開についてAbout Disclosure
「電力系統は、一般送配電事業者及び配電事業者以外も含め多種多様な利用者(利用を検討する者)が存在することに鑑みれば、その運用も含め広く説明責任が果たされるべきであり、セキュリティという言葉の下で行われてきた旧来の運用・慣習は厳に改められるべきである。そこで、以下のような公安上の必要性などを除き、系統情報は公表することが適当である。(以下略)」資源エネルギー庁「系統情報の公表の考え方」(2026年4月改定)26ページ(4)セキュリティの確保
この地図は、その考え方に基づいてOCCTOや各社がすでに公表している情報だけを、地理座標を持たない模式図にしたものです。例外とされている「重要施設への供給系統・供給設備」や、特定の契約に関する情報は含みません。
出典Sources
この地図は個人が制作したもので、OCCTOや各社が作成・提供するものではありません。数値の正確性は保証されません。
参考文献References
- 清水泉・牛山茂樹(2011):「東北・上越新幹線 変電・配電機器更新」,電気設備学会誌,第31巻,6月号,396-399.
- 須貝孝博(2015):「北陸新幹線(長野・金沢間)の電気設備について」,電気設備学会誌,第35巻,8月号,557-560.
- 佐藤貴之(2017):「北海道新幹線(新青森・新函館北斗間)の電気設備について」,電気設備学会誌,第37巻,2月号,110-113.
- 衛藤憲行(2011):「(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 東北・九州新幹線納入変電設備・配電設備・電車線設備」,明電時報,第333号,39-48.
- 衛藤憲行(2017):「(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 納入北海道新幹線(新青森・新函館 北斗間)変電設備」,明電時報,第355号,31-36.